山田吉彦

東海大学海洋学部教授

やまだ・よしひこ 東海大学海洋学部教授。1962年千葉県生まれ。学習院大学経済学部卒、埼玉大学大学院経済科学研究科博士課程修了。博士(経済学)。日本船舶振興会(現・日本財団)時代はマラッカ海峡の海上安全航行を研究。2009年より東海大学海洋学部教授。専門は海洋政策。国境周辺の離島の現状や海上安全保障、海賊対策などについての活発な発言が評価され、このほど正論大賞新風賞を受賞。『国境の人びと――再考・島国日本の肖像』『侵される日本』『海のテロリズム』『日本は世界4位の海洋大国』『日本の国境』など著書多数。

山田吉彦 論文一覧

  • 政治

    サンゴ密漁船で露呈した脆弱な海上警備 2014年秋、200隻を超える中国漁船団が小笠諸島海域に姿を現した。高価な赤サンゴの密漁が目的であったというが、中国の港から2000キロ以上も離れているため燃料代も嵩み採算が採れるものではない。さらに最新のレーダーを装備している船も多く、また、日本の漁船に近づき姿を誇示するように大胆な行動をとるなど、単なる密漁船とは考え難い。日中首脳会談を控えての時期(*1=編集部注)でもあった。

    続きを読む